今日でいったん、関わらせて頂いていたプロジェクトを離任することになりました。ほとんどというか、ほぼすべて自己都合による離任です。 たくさんの人と出逢って、たくさんの人にサポートされて、それでなんとかやってこれたので、中途な状況で離れるのは心残りで、とても、スッキリしているという状況ではないのですが、それを踏まえた上でも離任という選択となりました。
プロジェクト離任、それに伴う別れというのは、プロジェクトに従事するという仕事をする職種としては何度も何度も繰り返されることなんですが、やっぱり慣れないもので、 さびしさが一杯です。
これを書いているのは離任翌日なのですが、スケジューラに入れていたデイリースクラムの予定がアラーム通知されて、 あぁ今日はもうここには参加しないんだよなぁと思い知らされ、胸が苦しくなりました。
今回のプロジェクトは、本当に、関わって頂ける方々に恵まれました。
「お客さま」という言葉を使うのが憚られるほどに、(契約上の)お客様と一体感を持ったプロジェクトでしたし、本当に尊敬できる方々でした。 どっちの方向に舵を取りたいのかが明確で、それを実現するための強い想いも持たれていて、やっぱりそれに応えたかった。
チームのみんなも、知らない技術を必死で吸収してくれて、最初は分からなかったことが分かるようになり、作れなかったものが作れるようになり、次第にチームとして体を成して、 決して完成形ではないと思うけど、自己組織的なチームにちょっとずつちょっとずつ動いていったように思います。
一エンジニアとして決して良くはないのかもしれませんが、「この人たちのために何とかしたい」「この人たちのために成果を出したい」「この人たちと一緒につくりたい」と思いながら仕事に取り組めるのは、 単に技術やプロダクトを開発するよりもやり甲斐を感じられて、ぼくはやっぱりそういう人と仕事をするのが好きなんだなぁと思います。
色々とこみあげてくるものはあるのですが、うまく文章化もできそうにないので、それはまたおいおい振り返りたいです。