周りの人は幸せでなきゃいかん!
ぼくはちょう利己的な人間ですからして,基本的に目が届く範囲の人がみんな幸せだったらそれで良いとか思っています.利己的なぼくが目が届く範囲の人の幸せを願うのは理由があって,不幸な人を見てるとぼくの幸せまでが害される感じだからです.
みなさんとかも目の前で今にも死にそうなカナブンを見るとちょっとやるかたない気持ちになりますでしょうし,やっぱし周りの人は幸せでなきゃいかん!
世の中不幸せな人がいる
ぼくの周り半径 5 m くらいの人がみんな幸せという状況はあるんですけど,しかしですね,世の中みんなの人が幸せな状態というのは,たぶんですけどなぜか達成されたことがありません.これはなぜかというのは知らんけど,まぁ世の中そういうもんなんだと思います.ぼくはちょう利己的な人間ですから,地球の裏側になんかムチャクチャ不幸な感じで奨学金を月に 3 万くらい返納している人が例えいたとしても,そのことを認知してなかったらぼくは不幸にならない.いつもどおりちょう元気,ちょう幸せな感じで暮らすことができる.
テレビが映すもの
ただ,テレビというのはそういう不幸まで映し出すことができる機械だったりします.それどころか,不幸なこととか人とかに情報的な価値を見つけて,ぼくのお茶の間まで配信したりする.するとぼくは,地球の裏側にいる奨学金を月に 3 万くらい返納している人のことを知って,涙を流すハメになります.ぼくはそれまでちょう元気,ちょう幸せだったのに,そのテレビを見て「あーかわいそうだな.月に 3 万も払ってるのか.偉いぞがんばれ超がんばれ」みたいな感じで泣き出したりするのです.
足長おじさん
そういう不幸なもの,人のニュースを見て,やばい!!この人助けないと!!!私が奨学金の返納額を出してあげるよ的な足長おじさん(主におまえら)が現れることもあると思いますが,残念ながらぼくはそういう人ではありません.結果として,ぼく一人の幸せな気持ちが失われただけで,何も変わらず,何も動かず,地球は今まで通り回り続けますし,奨学金を月 3 万払っている人は明日も 3 万円が失われたことを嘆き続けることになる.これは決して良いことじゃないと思うんです.
打開策
誰も何もしないでいると,ぼくみたいな人の幸せな気持ちが失われるだけで,世の中は不幸な方向にだんだんシフトし,不幸な感じにフラット化していく.
ISBN:978-4532312794:detail
ISBN:978-4532312800:detail
これを打開していくためには,世の中をもっと良くするためには,皆さんみたいな足長おじさんが今こそ必要だと思うんです.
さぁみなさん,身の回りにいる奨学金を月 3 万円くらい払っている人を援助しようではないですか!! さすれば世の中もっと良い感じになれる!! みんなが幸せになって,世の中幸せな方向に動きはじめる!!! 会社がダメ,社会がダメ,世の中がダメなんて嘆いてるヤツはさっさとぼくを援助しろ!!!!!!!!