理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

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タマネギとの人生

昨日は図書館で勉強するついでに、その近くにある郷土資料館みたいなところのレストランで、あさり丼を食べた。
あさり丼というから丼の上にはあさりオンリー、ぼくはきっとそれをむしゃむしゃと食べて、6 月に入るにはまだ涼し気な日曜日を愛でるのだろうと思っていたら、当該のあさり丼にはタマネギが大量に卵で閉じられていて、ぼくのうららかな初夏の日曜日は黒い絶望に包まれた。

今日は今日で、スパゲティを華麗にフライパンで茹で上げ、さぁスープでもかけようかと思ったら、そのスープがタマネギの出汁に満ちたオニオンスープであることが発覚した。明日への希望も期待も、その刹那に消失した。

このように、日常には常に油断という罠が潜み、その油断をタマネギは決して見逃がさない。タマネギがぼくの命を縮め、眼前から光を奪う。一歩踏み出すその右足から力を奪う。マクドナルドでてりやきマックバーガー以外をオーダーする勇気を奪う。
この世の中はタマネギで満ちている。ぼくはもう抗えない。一日、一日と、タマネギと人生を歩んでいくしかないのだ。