理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

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おっさんがとても気になっている

おっさんというのはわりと煙たがられる存在で,みなさんもやれ加齢臭がするだの,ハゲちらかしているだの,最後には「おっさんが許されるのは小学生までだよねー」とかわけのわからないことを言っている.そもそも小学生をおっさんとは言いませんし, 何よりおっさんになるのにみなさんの許可みたいなのは必要ない.

こないだの 24 時間 TV だってたぶん半分くらいの募金はおっさんからで,そういう意味ではおっさんは地球を半分救った.しかし,みなさんはそういう功績とか何もかんがえずに,おっさんになるには許可が必要みたいな話をしていて,思い上がりもはなはだしく,ホントに困ったものです.

ぼくは毎日,電車に揺られるおっさんを愛でたり,街ですれちがうおっさんを観察したりしてまるでおっさん学者気取りですから,みなさんもちょっと見習ったらどうでしょうか!

開かれたおっさん

ぼくは日夜おっさんについて考えをめぐらせてますけど,最近どうもずっと頭から離れない気になるおっさんがいる.

そのおっさんは,ぼくが家に帰るときに目を合わすおっさんで,目を合わすといっても顔までは確認できない.それくらい遠目でしかぼくはそのおっさんを見てない.

そのおっさんは,いつも窓を全開にして,ベランダみたいなとこに座っている.夏もずっとそうでしたし,今の季節もそんな感じですから,たぶん冬も,来年の春もずっと窓を全開にして座っているんだと思います.お茶だかを飲みながら,外を眺めつづけるおっさん.

ぼくはまるで興味がないようにおっさんの前を通りすぎて,それでおっさんと触れ合う時間は終わりです.

ぼくは泣いたり,笑ったり,いろいろ悩んだり,いろんな形でおっさんの前を通りすぎる.おっさんは春も夏も,秋も冬も,窓をあけて同じように座っていて,ぼくはおっさんを見て,なんだかわからないまま,ほっと心を和ませる.そんな感じで,ぼくはおっさんがとても気になっているのです.