iPhone はやはりスバらしくて,CM 打ってる通りに確かに何でもできるようになってきたように思います.乗り換え案内は有名なところですが,TODO 管理や新聞の購読,英英や英和,和英に国語辞書だったりとにかくいろいろできるようになってきました(App 開発者の人たちに感謝).
しかしぼくの感覚的には,iPhone のアプリケーションの半分くらいは IP Reachable であって初めて機能を発揮してくれるタイプのアプリです.ぼくを iPhone 発売当初に購入に向かわせた最大の理由は,通勤中にフィードの閲覧ができるということでしたが,ぼくの通勤経路はほぼ地下鉄です.地下鉄の中では通信不可であり,ぼくはあまりフィードの消化を行うことができなかった.
しかし,ようやくその改善のメドがついた!! Read It Later がスバらしい!!!
**Read It Later
初めて Read It Later を知ったのは,Firefox Addon としてでした. -Pocket for Firefox 当時の印象としては,「あとで読む」用のブックマーク + 複数マシンでの同期機能であり,インストールはしてみたもののほとんど使わず,結局アンインストールしたりした.
しかし,最近になって方々から iPhone アプリとしても Read It Later が提供されるという話を聞いた.
http://readitlaterlist.com/iphone/
この iPhone 版 Read It Later は,Web 上の Read It Later のリスト (後で読むためにマークしたページのリスト)と同期し,そのページのコンテンツをそのまま iPhone にダウンロードする.結果として,オフラインでエントリが閲覧できるようになる!!!!
**この手のアプリに求められるもの
この手のアプリには以下のものが必要なんじゃないかと思います. -楽にページをリストに登録できること -同期操作が楽なこと
ぼくが欲しかった Read It Later が提供する機能の本質というのは,読みたいと思ったページを iPhone にダウンロードできるようにすることであり,これは FileMagnet や Air Sharing といった iPhone へのファイルアップロード・閲覧アプリがあれば可能です.ただ,見たいページをいちいちダウンロードし,WebDAV なりを使って iPhone にアップロードする手間というのはバカにならない.こんなことをするくらいなら,読まない方がマシだ!! とかぼくは思ったりしたのです.
Read It Later はそんな悩みを解決してくれた.
**操作
iPhone で Read It Later を使うには,まずリストに見たいページを登録する必要があります.Addon を使うととても良いですね.
ただし,Read It Later はデフォルトで同期を有効化していませんので,下みたいな感じで有効化してやる必要があります.あーそうだ,アカウントはあらかじめ作っておかないとダメだ.
そしたら,ロケーションバーにチェックマークが現れますので,後で読みたいページではこのチェックをつければ良いし,それすらもメンドかったら,Alt + W とか押せば後で読むためのリストに登録されます.
iPhone 上ではワンタッチで同期できます.
同期後はこんな感じ.
もはやあたりまえな感もありますが,いちいち Safari を開くことなくページを閲覧できる.
チェックマークがついているのが unread の状態.自分が読み終わったらこのチェックを外すことで,リストからも削除されます.
そんなかんじだ!