ぼくはもともとRSSリーダーのヘビーユーザーでして、日々の情報収集はほぼRSSリーダーに依拠していました。 しかし、Livedoor Readerが終了し、乗り換えたInoreaderも無料枠だと150個くらいのフィードしか登録できなくなりました。
情報収集としてのRSS購読はたしかにオールドテクノロジー化しているように見えます。しかしぼくは、これ以外に向こうから情報を届けてくれる術を知りません。 ぼくのようなRSS難民は世の中に溢れているはずなのですが、あまり困っているという声も聞かず、みなさんRSSリーダーに有償登録されているのでしょうか。
前のプロジェクトで同様の相談をしていたところ、SlackをRSSリーダーとして使って言えるという声を聞き、最近はそれを試しています。
工夫していること
SlackをRSSリーダーとして利用するときの問題は既読管理です。
ぼくの要望としては以下の2つがあります。
- 自分がどのエントリまで読んだのかを正確に記録しておきたい
- チャンネルを開いた時、最後に読んだエントリから閲覧を開始したい
一方でSlackの既読管理の粒度は粗く、以下のオプションしかありません。これではぼくの要望の一方しか実現できない。
そういうわけで、pin機能を利用しつつなんとか上記の要望をクリアしている状態です。
- Slackの既読管理としては、
前回最後にメッセージを確認したところから表示され、そこから確認をスタートします。チャンネルは既読になります。
を選択 - 最後に読んだエントリへpinを立てる
何が難しいのかというと、読み進めていたチャンネルから別チャンネルに移動後、元のチャンネルに戻るケースです。 元のチャンネルに戻ったとき、当該チャンネルは全エントリが既読になっている状態になります。つまり、どのエントリまで既読にしていたかの情報がなくなってしまう。これはSlackのRSSインテグレーションが「ここまでは読んだ」という情報しか持たず、「どのエントリは読んだ」という粒度で管理していないからでしょう。
これを補うためのpinを立てる運用、という感じです。