理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

情報科学って何を学ぶところなんだろう

**なんか学んだらエラくなるよ

何か学んだ人というのは学んでない人よりちょっとだけ偉くなるような気がします。 偉くなる度合いは学んだことがどれだけムツかしいかによってちがう。 弁護士になるための勉強は超ムツかしいらしいので、弁護士になったりすると周りから畏敬のまなざしで見られてドキドキしたりするでしょうし、医者になるための勉強はクソ難しいらしいので、お医者さんになったりするとモテモテになってドキドキしたりするんです!! もちろんぼくは弁護士になるための勉強もお医者さんになるための勉強もしてないのでよく知らずにこういうことを書いていて、このエントリは偏見と嫉妬に満ち満ちているんだけど、そういうのを気にしすぎると毎日が楽しくなくなりますので無視する。

**エラくないぼくは親不孝している

ぼくは情報科学を勉強しているわけで、なにが偉くなったのかなーとか考えたんですけど、イマイチよくわからない。たぶんエラくなってない。 分からないのはなぜなのか考えて、やっぱしよく分かんなかったんですけど、情報科学が何を学ぶところか分かってないから分かんないんだろうなぁみたく考えました。 そういうわけなので、情報科学を専攻しておきながら言うのもなんなんですけども、情報科学って何を学ぶところなんだろーなーみたいなことをぼーっと考えながら研究時間を浪費してしまった!!ひどすぎる。 大学院に行ってまでこんな疑問に答えられないようでは親が泣きます!親不孝してる!このままじゃマズい!!

**wikipedia様

分からないときは分かる人に聞くのが一番なんですけど、分かってる人が個人的に分からないとともに、分かってる人を見つけたとしても今さら分かりませんというのはとても恥ずかしいことです。それをするということは「ぼくは親不孝者のクズです!!おれ死ねばいいのに」みたいな看板を持って歩いているようなもんだ。 そんなぼくのために、世間はwikipediaというステキなものを用意してくれていますから、ぼくは集合知の結晶たるwikipedia様に伺いを立ててみたよ!!

情報科学 - Wikipedia> 情報の収集、分類、操作、蓄積、復旧、配布 等にかかわる学際的な科学のことである。情報科学は、組織体における情報の適用・活用、あるいは情報システムと人々・組織との相互作用についての研究である。コンピュータ・サイエンス、情報工学、認知科学、各種社会科学などと部分的に重なっている。情報科学は、情報技術を実際に利用している者の視点から見た様々な問題を扱う。まず技術ありき、のアプローチではなく、まず問題(解決)に着眼するアプローチである。 << 誤解を恐れずにというのはメチャクチャ便利な表現ですからして、誤解を恐れずにこの部分を要約すると、情報科学は裾野が広い学問ですね、ていうことになる。 文句を言いたい方もいらっしゃるでしょうけど、これは話の展開のためなのでそういう人も無視する。

**情報科学を勉強する人はぼくの分までがんばること!

というわけで情報科学というのはスゲー裾野が広いんですけど、たぶんだけどエラくなってないのは裾野が広いからなのです!! 今の世の中みんな情報科学を勉強してるんだ! 情報の収集、分類、操作、蓄積、復旧、配布をしない学問なんてないし、生活なんてないんです!!!!!!!! みんな勉強している事柄をぼくも勉強して、やった!偉くなった!みたいになるはずがない。こんなのは小学生でも分かる。 だから情報科学を勉強する人は、よっぽど情報科学突きつめないと偉そうにできないですよ。 おれ情報科学勉強したんだー!とか言って偉そうにしたりモテモテになったりドキドキしたかったら、スゲーがんばるしかないのです。 ぼくなんかはもう最近常に寝グセとかですから、そういうのとは早々と縁を切って、今日は奮発してオーバードライブ14巻を買いましたね。 そういうわけで、最近深澤ゆきの絵が可愛くなくなってきたというお話でした。