理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

スパムフィルタ

就職活動中、企業からのメールをスパムと判定しやがったgmailのスパムフィルタのおかげで、「すいませんIDを無くしちゃったんですけど」という恥ずかしい電話を人事にする羽目になり、一時期ぼくは重度のスパムフィルタ不信に陥りました。いわゆるfalse positiveというやつです。信頼を裏切られると言うのはたいへん悲しいことであり、枕を濡らしながら、gmailのスパムフィルタなんてもう信じない!と思ったりしました。でも、幸いにもThunderbirdのスパムフィルタが優秀な子に育ってくれたので、thunderbirdとgmailの2段構えなら完璧(Thunderbirdで受信するメールは,gmailでも受信している)だろうと思いまして、平和な暮らしを送っていたんですが。

"今度プレゼンのリハーサルするから都合の良い日があったら教えてください"ってメールを、研究者の方にだしたわけです。帰ってこないなぁ帰ってこないなぁと、ぼくは親鳥を待つ雛のように心細い気持ちでメールを待ちわびてたわけです。でもこない。こないよー、と一日経ってthunderbirdのスパム用フォルダみると、その人からのメールがあったりしました。当然の如くgmailのスパムフォルダの中にもありました。しかも、研究者の方は、ぼくがメール出して速攻で返してくれてたり。つまり研究者の方からみると、ぼくは「こいつ、せっかくおれがメール返してやったのに返事もよこさないくそやろうだぜ、まじファッキン」てな感じの悪者になってると。ひどい。世紀の悲劇だ。thunderbirdもgmailも、ぼくを守っちゃくれなかった。

自分の身は自分で守ろうと、自衛意識を新たにしました。強く生きよう。オオバコみたいにつよく。