ぼくは本を読むのは好きなんですけど,別になんか出力するとかそういう高尚なことは考えません.
あんましそういうのを考えるとおもしろくなくなりそうだなーってのが一つの理由,読むだけで楽しいもんなーってのがもう一つの理由です.
本を読んでその内容が頭の中に入りますと,それから目にしたり,耳にしたりすることがらが頭の中にあるものと混ざりあって,毎日がもっと楽しくなる気がします.
例えばぼくは今コーヒーを煎れていますけど,コーヒーの本を読んだ後だったら,このコーヒーはどこ産だから湿った洞窟のような匂いがするはず!!とか,そんな感じですね.
このように,本は毎日をより充実させてくれて,スバらしい!!
読むことが目的になるとダメになる
そういうわけで,ぼくは毎日がクソ面白くなるように,本をたくさん読みたいわけなんですけれども,あんましこれが行きすぎると,本をたくさん読むことが目的になってしまうことがあります.
今日はここまで読むとか決めるともうダメで,今日はここまで読むことに決めたんだからと変な義務感を背負いながら,そしてうつらうつらとめくるめく夢の世界に誘われながら文字を追うことになってしまう.こういう読み方になると,頭には何も残らないですから,このコーヒーは青い珊瑚礁の匂いがするはず!!とか思えなくなる.単なる時間のムダですね.
ルールを決めた
ぼくは楽しい読書と楽しい毎日を満喫するために,本を読むルールを決めた.
- 本の読破期間を決めない
- 同時並行して複数の本を読む
- 風呂の中では人に借りた本を読まない
読破期間を決めない
これは上に書いた通りなんですけど,変に期間や期限を区切っちゃうと,読むことが目的になりやすいからです.
僕の場合,目的は楽しい毎日を送ることですから,それに反することはしないようにゆっくり読むことにした.
ゆっくり読むからといって,頭に残るかというとそうでもないんですけど,読書している間は少くとも楽しいですし,急いで読むよりかは頭に残るような気はしますね.
同時並行して本を読む
一つの本を集中して読んでると,その本の持つ内容の濃さに比例する感じで,読むのが疲れてくる.
せっかく良い本なのに疲れながら読むと頭に入らないし楽しくないので,頭をリフレッシュさせる意味でも,3 冊くらい同時並行して読むようにしています.
だいたい
- 新書
- ハードカバー
- 技術書
というラインナップになることが多くて,電車の中では新書を読んで,休憩時間にハードカバーを広げて,家で技術書を読むみたいなことが多い.
新書の続きを読むためにさっさと電車に乗りたくなりますし,休憩時間は人と話すより本を読みたくなりますし,家から出たくなくなる.非コミュ一直線!!!
風呂の中では人から借りた本を読まない
この間,自分の本を風呂の中に落とした!!ヤバい!!
そういうわけで,3 つめの約束は必ず守ろうと誓ったのでした.