かつて精神科のカウンセリングを受けた結果、県民共済(当時は千葉の県民共済)にも某生保会社にも加入を断わられていたぼくですが、そろそろ完全に時効が成立、ようやく加入条件を満たせるようになったかんじです。
ぼくには配偶者もいないので、別段ぼくが死んだからといって大金が必要というわけでもないのですが、三大疾病なんかになって長期入院とかなった場合に金がないのはヤバい、とにかく金だ、金で全てを解決しよう、というわけで、ちょっと色々加入を考えてみたのでした。
掛金の安さを考える
保険料がクソみたいに安くて、それでいていざというときには大量に金が入る、みたいなのが一番ですが、さすがにそんなに都合よく社会というのはできていません。保険料が安ければ入ってくる金も安いですし、入ってくる金を大金にしようと思えば保険料は高くなります。したがって、自分が何を重視するのかというのを見極めないとなりません。
ぼくは金がないですから掛金の安さが一番です。掛金が安いといえば県民(都民)共済だ。ぼくは都民共済について調べてみたのでした。
都民共済の魅力とは
共済とは何か、それを一言で言うと相互扶助のシステムです。営利は目的でなく、採算さえ取れれば良いシステムなので、販売の基本は通信販売か店舗受付となり、代理店やセールスレディといった営業経費がかかりません。また、いわゆる逆ザヤというのもほぼ存在しません。中間チャネルの排除による営業費用のカットなんかは今流行りの NET 生保と似たところがありますね。
共済は大きく 2 つ、根拠法令に基づかない団体による共済と、根拠法令に基づいて共済事業を行う団体に分かれます。前者については設立費用が少額、認可手続き不要など自由度の高い共済事業が可能ですが、リスキーだから今回はムシします*1。ぼくが加入を考えている都民共済は消費生活協同組合法を根拠としているので、後者にあたります。
魅力として上記書籍に定義されていたのは 5 つ。まぁ、4, 5 は共済の魅力というよりは掛け捨て型のメリットといったほうが良さそうですが。
- 掛け金が安い割に保証が大きい
- 年齢に関係なく掛け金は一律
- 割戻金がある
- 入るのもやめるのも簡単
- 破綻しても金銭的な実害がほとんどない
一般に、生命保険は年齢が上がる毎に掛け金が上がります。しかし、都民共済の場合は 60 歳までは保障内容が変化しないうえで掛け金が変わりません*2。都民共済のメニューの中で最も加入者が多いのは確か総合保障 2 型ですが、この場合の掛け金は 2,000 円/月になります。さらに、決算で剰余金が出れば、掛け金の一部は割戻金として戻ってきます。平成 22 年度実績で 30.30 % が戻ってきたということですので、実質の掛け金は 1,400 円/月というところです。
保障内容はこんな感じですね。
さて
まぁだいたい都民共済の総合保障あたりで決定かな、と思っているのですが、問題は 2 型と 4 型のどちらにするか、そして特約としてどれを付けるかという点です。
うちの会社、今、TJK に入ってるんだっけ…。それでずいぶんプランが変わりそうな…。