理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

リリースを終えて

関わっていた案件のリリースが終わった。まだ別の案件も続くけど、とりあえずは一段落、物事を振り返る余裕も出てきた。
振り返って思うのは、やはり人との別れは寂しいということで。

このときの気持ちも思い出した。

四ヶ月間、一緒に働いていて、前の席に座っていた人がいきなりいなくなる、軽口も叩けなくなるというのは、卒業式にも似た寂しさがあって、あぁこの人達とまだまだ一緒にいたかった、働きたかったという気持ちが振り切れないところがある。本人たちの気持ちもいろいろあるとは思うのだけれど、ぼくは本当にまだ一緒に働きたかった。何とかしたかったけど、何もできないかんじだった。資本主義つらかった。

みんなが作ったシステムが、今日もたくさんのエンドユーザに使われていて、それで楽しんだり交流したりする。その機能のログを見る度に、みんなのことを思い出したり、苦しんだことを思い出したり、冗談を言い合ったことを思い出したりする。この寂しさも来年には忘れて、それでも時々思い出したりして、またさびしい気持ちになるんだと思う。
プロジェクトを持つのは、その繰り返しで、やり甲斐とさびしさと、あとは捧げた労働時間と。不思議な仕事だとおもう。

今日で一区切りついた。また明日からがんばりたい。