今年は妻が会社を辞め、イラストレーターとして独立することになりました。 個人事業主になると何をしないといけないのか、保育園への手続きはどうなるのか等、知っておかないといけない事もしなければならないことも山積みです。
中でも、確定申告まわりはわからない事だらけだったので、夫婦でこの本を読むことにしました。
ぼくは会社員なので会社で年末調整をしてくれます。一方で、個人事業主になるとそういうわけにはいかないため、個人として確定申告をする必要が生じます。
確定申告自体あまり知らなかったのですが、確定申告には白色申告と青色申告があります。 多少大変でも青色申告の方が特別控除として最高65万円の控除が受けられる、純損失が繰越できる、専従者給与を経費算入できる等のメリットがあります。 freeeやマネーフォワード クラウド確定申告等、SaaSで経費等を管理すれば青色申告もそれなりに対応できそうです。
特に面白かったのは、顧客へ送る請求書中での消費税や控除所得税の扱いや、経費における家事按分。 もちろん使いこなせば得をするというものでもあるのですが、むしろ国にはこれだけ多様な制度があるというそのこと自体に興味をそそられました。先人が築いてきたこれだけの制度を知るだけでも知的好奇心が満たされそうだなと。
とはいえまずは開業届を出し、屋号を取得し、専用の銀行口座を開設するところからだねという話をしています。少しずつ進めていければと。